「アルジャーノンに花束を」を読みました

アルジャーノンに花束を」をよみました。

この作品は以前から気になっており、でも読んだことはなく、「いつか読もう」と思っていました。

しかし、いつまでたっても「読もう読もう」で、なかなか読まない。

だったら今だ。そう思って、思い切って読みました。

 

 

人間って、なんだ

主人公は、いわゆる「障害者」です。もっと言えば、「知的障害者」。彼は、手術により、知能が高くなり、天才になる。天才になった彼はたびたび「ぼくは人間だ。ぼくは手術前にも存在していた」というようなことを記述している。

そうだ。障害があろうとなかろうと、「健常者」も「障害者」も皆同じ人間。しかし、私たちは「障害者」に対して「私達とは違う、何か」という目線を送っていないでしょうか。人間として認めているでしょうか。

何かが違うだけで、なぜ人間は差別をするのか。

私自身、差別をしていないだろうか。

そんな問いかけを、された気がします。

 

家族って、なんだ

彼の記憶の中で、母親は、自分の子供は普通なのだ、いい子なのだと、主張していました。

「自分の子は障害児ではない。普通なんだ」

「今はできないことも、いつかきっとできるはず」

「それとも、本当になにかがおかしいの?なおしたい。なおせないのだろうか」

生まれた子供が障害を持っている。そのことに不安を持つ親は今も多いと思います。

この作品が出版されたのは1999年。今も、障害があるということは、いくらか不安をもたらしている。

ときに家族が離れ離れになるほどに。

ばらばらになっても、家族は家族。そう思いたいところですが、実際のところはどうでしょう。

自分の子供には障害がある。そのことで不安になったり、傷つく親は今も多い。両親だけではない。障害のある本人の兄弟や親戚にも影響を及ぼす。

 

知能って、なんだ

知能が高ければ、幸せなのでしょうか。

答えはおそらく、ノー、でしょう。

そこに人を愛したり、敬うような心がなければ。

知能が低くて、それが原因で嫌なことをされる。知能が高くて、皆から敬遠される。

知能がからむと、どっちみち幸せではない。

バランスが重要ということでしょうか。

 

なんだか、感想を書くはずが、よくわからなくなってしまいました。また、何度も読み返す必要がありそうです。