ありのままを言うこと

いつからか忘れたが、私は、自分の意見を言うことが苦手だ。

私が何かを言うことで、相手が傷つきはしまいかと、不安だからである。なんて自意識過剰なのだろう。しかし私は、意見を言うという行為を自分がすることに、ある意味恐怖心がある。傷つけてしまったら、怒らせてしまったら、どうしたらいいか、わからない。

最近は、いくらか改善されたように思う。しかし、意見を言うときは緊張する。顔が熱くなることもある。でも、まっすぐに伝えたことに対して、相手もまたまっすぐにかえしてくる。そのことに安堵する。たまに、失礼だったことに気付き落ち込むこともあるけれど。

 

最近、ある所から内定をいただいた。そこでの面接は、私の中ではいちばん等身大でいられた。

他の企業での面接で、耐性がついたのかもしれない。

理念と、私の描く思いが、うまく重なったのかもしれない。

内定の決め手はわからないけれど、嬉しかった。

しどろもどろだった気がするが、ちゃんと本音を言えた。それが、もしかしてよかったのだろうか。

今までは、「かっこつけないといけないのではないか」と思っていて、それで空振りすることが多かった。気の利いたことがまったく言えず、むしろ挙動不審になり、結果不採用。

どうしていいかわからず、しんどくなって、夏休み中は、視野を広げてみる目的で、たいして興味のない分野の企業をのぞいてみたりしていた。自分を見失っていたのだろう。

夏休みも明けて、「ちゃんと言いたいことを言おう。思ったことを飾らずに言おう。もう背伸びはやめよう」と決意。

やりたいことをやりたいと思った。

自分を整理した結果、めざしたい姿が見えてきた。いや、思い出した。それを叶えるにはどうしたらいいか、必要な知識や行動は何か、自分なりに考えてみた。

それからは、一直線にかけぬけることができた。

 

きちんと内定承諾書を出して、卒論を完成させ、無事に卒業できれば、来年4月から社会人となる。

ちゃんと仕事できるか、迷惑かけてしまわないか、親に心配されないか、不安なことはいろいろあるが、頑張ろうと思う。

残り少ない学生生活、実りあるものにしていきたい。