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星空に

青空がすきだ。どんなに落ち込んでいても、青空を見上げていると、いつの間にか、前を向けるようになっている。

夜空もすきだ。見上げていると、心が落ち着く。月が出ているともっといい。やさしい月の光が、包み込んでくれる。と、思ったら満月だと、いつもはおとなしい月が、急に自己主張していたりするから、暗闇の中にいろいろな表情があっておもしろい。

しかし、星空は、見たことがない。

あったとしても、ぽつりぽつりとあるだけ。

満点の星空は、写真や映像やプラネタリウムでしかみたことがない。

見てみたい空なのに、現代で本物の星空に会うには工夫が必要。

現代は便利な時代だけれど、その代償として、星空が見えにくくなっているようだ。

なんということだろうか。

人間の作り出す科学によってくらしが便利になる一方で、夜に空を見上げる楽しみが減らされてしまっているのだ。

現代に文句を言ってもしょうがない。計画をたてよう。

星空をみるために、どうするか。

どこか遠い、あかりの少ないところへ行く。

いっそ国レベルで、必要以上の明かりは点さないと決めてみる。

いろんな手があるけれど、どれもこれも無謀で難しかったりする。

けれど、

私にとって、星空は、恋い焦がれてしょうがないもののひとつである。それだけは確かだ。