【いつかのノート】冬2

はらはらと降り積もる雪は

道や木や空を白くする

何もかも白くなって

いつか

何もかもなくなってしまいそうで

何もかもなくしたくないと

私の心は焦っていた

 

雪の中

雪が降っている中

傘は何の意味もない

コートも

傘自身も

なにもかも白くなる

 

雪どけ

雪が止んだ朝

ピシャピシャと音がする

屋根の上から

木の上から

その音は

メロディーのようだ